脊椎外科

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腰痛、首の痛み、手足のしびれなどにお悩みの皆さまへ

高木病院 青梅脊椎外科センターについて

青梅脊椎外科センターの5つの理念

  1. 安全に。確実に。
  2. 低い再発率と再手術率
  3. 低い合併症率
  4. 量より質(手術件数より治療の質を重視)
  5. 術後も徹底的にフォロー

 当院では、くび(頚椎),せぼね(胸椎),こし(腰椎)の診療を専門的に行うため、青梅脊椎外科センターを併設しております。
私達は、多摩地区・青梅の方々に都心と同じレベルの最先端かつ安全な脊椎外科治療を提供するべく、日々診療にあたっております。2015年は、西多摩地区では最多の223件の脊椎手術を行いました。

 脊椎には体を支える支柱としての機能と、その内部を通る神経を保護する役割があります。しかし、加齢と共に脊椎は次第に変形してしまうことが多く、変形した骨や椎間板、靱帯などによって内部を通る神経が圧迫されると手足のしびれや痛みを生じます。また、骨折や腫瘍などが原因となり症状を生じることもあります。これらを総合的に判断し治療を行います。

 脊椎疾患には変形性脊椎症、頚椎椎間板ヘルニア、頚髄症、後縦靭帯骨化症、頚椎症性神経根症、腰椎椎間板ヘルニア、腰部脊柱管狭窄症、腰椎すべり症、腰椎分離症、脊椎骨折などたくさんの病態があり、それぞれ対処法・治療法が異なります。例えば「腰痛」という一つの症状をとっても、その原因となる病態は様々です。したがってまず正確に原因診断を行うことが重要です。当院では十分に診察を行うとともに、レントゲンやCT、高性能MRI、エコーなどの画像検査により原因を特定し、治療法を検討します。そして、患者様が現在どのような状態で今後どのように治療するべきかを的確に診断し、十分にご理解いただけるよう丁寧な説明を心がけています。

 治療法としては薬物治療、ブロック注射、理学療法(牽引や温熱療法)、装具療法といった保存的治療をまず行いますが、それらの治療では効果が見込めず、ひどい痛みやしびれ、高度の神経障害や歩行障害が続くような場合は、患者様とよくご相談したうえで手術を行います。手術は十分な知識と経験を持つ3名の脊椎脊髄外科指導医(日本脊椎脊髄病学会認定)が実施いたします。

 診療中、患者様からはよく以下のようなご意見をいただきます。
「脊椎の手術は危険なんでしょう?」
「手術して一時的には良くなってもまたすぐ再発するって聞くけど・・」
「手術して失敗すると車椅子になってしまうと聞きました」

 確かに脊椎外科の手術は常に神経のすぐ近くで操作を行うため簡単ではありませんが、十分に経験を積み手術に慣れた医師が行えば危険なものではありません。
 当科の基本方針は、手術に関しては何よりも安全性や確実性を優先することであり、当科で手術を受けられた方で元々歩行できていたにもかかわらず手術後車椅子になってしまった方はひとりもいらっしゃいません。
 逆に、車椅子に乗られていた方で、手術によって歩行できるようになった患者様は大勢いらっしゃいます。そのような嬉しい場面にたくさん立ち会うことが出来るように、私達は今後も日々努力をして参ります。

 患者様にとって脊椎手術は不安を乗り越え一大決心をして望むものだと思います。誰も手術を何度も受けたいとは思わないでしょう。手術が一生のうち一度きりで済むように、確実に一度の手術で痛みを取り除けるよう努力することを当科の基本理念としております。

 また、他院で手術を受けた患者様からのお話では、「手術が終わったら執刀医の先生はほとんど診てくれない」「まだ相談したいことがあったのに、主治医が異動して他の担当医に代わってしまった」「術後なぜかまだ腰痛が続いているのにあまり相談に乗ってもらえない」などなど、術後に十分なフォローを受けられず困っていらっしゃる患者様も少なくないようです。しかし、その患者様の手術部位の様子や手術前後の状況を把握しているのは執刀医・主治医だけであり、カルテをいくら見たところで他の医師が執刀医のレベルまで状況を理解することは不可能です。そのため、私達はそのようなことのないように、術後何年経っても手術を行った執刀医・主治医が末永く患者様をフォローいたします。

 腰痛や首の痛み、上肢(うで〜手)や下肢(もも〜足)が痛い・しびれる、長く歩けない、力が入らない、字が書きにくい、箸がうまく使えない、などの症状があれば、脊椎由来の症状かもしれませんのでどうぞお気軽にご相談ください。
 なお、手術の場合の入院期間は疾患内容や手術術式によって多少異なります。詳しくは担当医師にお尋ね下さい。

 

主な対象疾患

  • 腰椎椎間板ヘルニア・椎間板障害
  • 腰部脊椎管狭窄症
  • 腰椎変性すべり症
  • 腰椎分離症、分離すべり症
  • 頚部脊髄症
  • 頚椎椎間板ヘルニア
  • 後縦靭帯骨化症
  • 黄色靭帯骨化症
  • 胸椎椎間板ヘルニア
  • 関節リウマチに伴う脊椎変形
  • 脊柱変性側弯症・後弯症
  • 脊椎外傷
  • 脊椎圧迫骨折
  • 脊椎脊髄腫瘍
  • 脊椎感染症
  • 高度の脊柱変形
  • など

主な手術

  • 頚椎椎弓形成術・椎弓切除術
  • 頚椎前方除圧固定術
  • 頚椎椎間孔拡大術
  • 関節リウマチなどによる頚椎変形・頚髄症に対する除圧固定術
  • 腰椎椎弓切除術・開窓術
  • 腰椎椎間板ヘルニア摘出術
  • 脊椎インストゥルメンテーション、PLIF、TLIF、MIS-TLIF
  • 【腰痛がすぐ治る!】圧迫骨折に対するBKP(balloon kyphoplasty:経皮的椎体形成術)
  • 【最新の脊椎手術】 XLIF, OLIF
  • など

低侵襲手術(身体の負担が少なく、傷の小さい手術)にも 積極的に取り組んでおります。

受診について

  • 下記担当医師の外来をご受診下さい。
  • 学会などで休診の場合がありますのでご確認の上来院して下さい。
  • 他院に通院中の場合は、紹介状をご持参いただきますと診療がスムーズです(ご持参いただかなくても診察は可能ですが、必要に応じ過去の治療歴を確認するために後日紹介状をお持ちいただく場合があります)。
  • 現在治療中のご病気のある方は内服薬の確認のため、ご自身のお薬手帳を必ずご持参下さい。

担当医師紹介

副院長
整形外科部長
青梅腰痛・脊椎外科センター センター長

宮本 洋介(常勤)

外来診察日 水曜日午前・午後、金曜日午前(一般外来であり、予約制ではありません)
略歴・資格

宮本洋介医師は、三楽病院、西多賀病院、帝京大学医学部附属溝口病院など日本を代表する脊椎専門施設にて脊椎外科の研修を受けてきており、インストゥルメンテーション手術(スクリューなどの金属で脊椎を固定する難易度のやや高い手術法)や内視鏡手術を含む多数の脊椎手術を経験してまいりました。

H8年
日本医科大学 卒
H8年
日本医科大学附属病院 リウマチ科 入局
H14年
米国 Anderson Clinic 留学 http://www.andersonclinic.com/
H15年
三楽病院 整形外科 医長 http://www.sanraku.or.jp/depart/orthopaedics.html
H18年
独立行政法人国立病院機構 西多賀病院 整形外科(国内留学)
http://www.nishitaga-hosp.jp/shinryo/seikei.html
H20年
帝京大学医学部付属溝口病院(脊椎内視鏡手術研修)
http://teikyo-mizonokuchi.jp/shinryo/seikeigeka0300/

【海外研修】

2013.3
Cadaver Workshop in Bangkok MIS Advanced Course
2013.12
Spine Medical Education, San Diego
2014.6
Johns Hopkins Hospital, Baltimore
2014.7
NASS MIS workshop, Florida
2014.10
Washington University, St. Louis
2015.3
XLIF training , San Diego

日本脊椎脊髄病学会認定脊椎脊髄外科指導医
日本整形外科学会専門医
日本整形外科学会認定脊椎脊髄病医
日本整形外科学会認定運動器リハビリテーション医
日本リウマチ学会認定リウマチ専門医
身体障害者判定医(科目:肢体不自由)



整形外科医長
西島 豊(常勤)

外来診察日 木曜日午前・午後、第2、第4土曜午前(一般外来であり、予約制ではありません)
略歴・資格
H14年
関西医科大学 卒
H14年
日本大学医学部整形外科 入局
H21年
ドイツ Klinikum Karlsbad-Langensteinbach 留学
H23年
公立阿伎留医療センター 医長

日本整形外科学会専門医
日本整形外科学会認定運動器リハビリテーション医
日本整形外科学会認定脊椎脊髄病医
日本脊椎脊髄病学会認定脊椎脊髄外科指導医


脊椎外科 顧問
河野 仁(非常勤)

外来診察日 月曜日午前
略歴・資格
H2年
慶應義塾大学医学部 卒
H2年
慶應義塾大学病院整形外科 入局
慶友整形外科病院整形外科部長・慶友脊椎センター長

医学博士
日本脊椎脊髄病学会認定脊椎脊髄外科指導医
日本整形外科学会専門医
日本整形外科学会認定脊椎脊髄病医



日本脊椎脊髄病学会認定脊椎脊髄外科指導医について

 脊椎や脊髄の疾患はその診断や治療において高度な専門性が要求されるため、日本脊椎脊髄病学会は診療の質を高めることを目的として指導医の認定制度を導入しております。この資格取得には300件以上の脊椎脊髄手術の経験および一定数の論文業績などが義務づけられており、取得後は学会のホームページで氏名、所属施設が公開されています。
http://www.jssr.gr.jp/list/index.php?mode=l&p=14




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