栄養科

入院時食事療養費制度

 入院した際の病院食については、入院食事療養費という制度によって保険給付が受けられる。以前は1日当りの金額が給付されていたが、最近の改定によって1食当りの金額に変更になった。1日当りの給付だと入院した日に夕食しか食べなくても1日分が給付され、入院患者も食事量の個人負担金は1日分が徴収されていた。平成18年度の改正により自分が食した食事の回数分の負担となった。
 入院時食事療養費は(T)(U)の2種類が存在し、一定の条件(夕食時間18時以降・温冷の食事提供・管理栄養士常勤)を満たしていて届出をしている場合は(T)扱いとなり従来は1日あたり1920円が給付されていた。届出をしていない場合は(U)扱いとなり1520円の給付であった。平成18年度の改正で(T)は1食あたり640円に改正された。1日毎から1食毎へ。
 入院時食事療養費には加算項目がある。食堂を設置しそこで食させる場合に加えることが出来る食堂加算は50円。特別食加算は350円/日だったところが1食あたり76円になり。特別管理加算200円/日付加されていたのが廃止され、その替わりに栄養管理実施加算として12点/日が加算されることとなった。
 当院は入院時食事療養費(T)を届出。
 栄養科は入院時食事療養費制度に基づいて食事の提供及び衛生管理、栄養管理、栄養食事指導に従事しています。定期的な監査を受けるために、定められている書類(食事箋など)を保管しています。

栄養科職員構成内容

管理栄養士 2名
資 格  西東京糖尿病療養指導士(1名)

業務委託としてグリーンハウス株式会社
管理栄養士1名、栄養士2名、調理師2名、調理補助11名 

栄養科の目標

  1. 安全でおいしい食事を提供します。
  2. 患者様個々の栄養ケアを実施します。
  3. 信頼される栄養情報を提供します。

 入院中の食事は、医師の指示に基づき、患者様の病状に応じて提供し、食事の時間を楽しみにして頂けるように、さまざまな工夫をしています。

行事食 一月に一回以上提供しています。(カード添付)
選択食 常食を対象に毎週昼食・夕食の主菜を2種類のメニューから選択して頂く
選択メニューを実施しています。
希望食 パン・麺、嗜好品(果物・ヨーグルト・ゼリー等)食欲不振の患者様の要望に栄養士が伺い、調整します。
個別対応 入院中の食事について質問、希望があれば病室へ伺います。

特別食について

カロリー制限食
エネルギー・塩分を調整します。(糖尿病、肥満症、脂肪肝、脂質異常症、貧血症)
肝臓食、肝硬変代償期食
エネルギー・たんぱく質を調整します。(慢性肝炎、代償性肝硬変)
減塩食、腎臓食、肝硬変非代償期食
たんぱく質・塩分を調整します。(糖尿病性腎症、慢性腎炎、ネフローゼ症候群、慢性腎不全、非代償性肝硬変)
脂質制限食
脂質を調整します。(膵炎、胆のう炎、胆石症)
潰瘍食、低残渣食、術後食
消化吸収に配慮し、食事の形態や消化管への刺激を調整します。(胃又は消化管術後、胃十二指腸潰瘍)

栄養指導について

生活習慣病にとどまらず、多くの疾患と食生活の関わりは深く、疾病予防、回復のために食事療法が必要とされています。患者様の日常生活や食生活について伺いながら、適正な食事内容を提案し、食事療法をサポートしています。ご希望の方は、主治医 又は 看護師に お申しつけ下さい。

栄養管理について

すべての入院患者様に栄養管理計画書を作成し、他職種と連携し医療の質の向上を目指します。
患者様の栄養状態改善を目的として、医師、看護師、管理栄養士、薬剤師、臨床検査技師、言語聴覚士など他職種と協力して、より安全かつ有効な栄養療法を行うためのNST(栄養サポートチーム)活動も行っています。
チーム医療の一員として、褥瘡対策委員会などに参加しています。

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